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2014年11月 4日 (火)

昭和の記憶

週末の登別行脚も今回の連休で終わり。
結局、自転車で自走往復は出来なかったなぁ。
まあ、その間にブルベが2回あり、充分走ったからよしとするか。
今回が最後の訪問だったが、生憎の雪予報。
北海道のオンシーズンはいよいよ終わりです。

で、マイカーで行ったのだが、いつもの道央自動車道往復もツマンネ。
たまには違うルートで行ってみるか。
いつかロードで走るかもしれない、未来のルートを^^

 
そんなことを思ったきっかけは、古い新聞から始まった。
昭和52年8月7日とある。
たまたま押入れを整理していたところ、重ねたダンボールの一つから出てきたもので、よくまあこんなのを取って置いたと自分でも忘れていた。
そして一枚の写真も。

古い記憶が甦ってきた。

2014111

新聞の号外が綺麗な状態で3部も出てきたのだった。

 

この日、私は伊達市の有珠町で海水浴キャンプをしていた。
突然、前方にムクムクと煙が上がり始め、やがて空をすっぽり覆って周囲は暗くなってくる。
稲光のようなものが見え、轟音が伝わってきた。
やがて頭上から火山灰が降ってきて、慌てて車に避難し逃げるようにその場を去ったが、常時ワイパーが必要なほどの断続的な火山灰に、子供心に恐怖が植えつけられ現在まで記憶として残っている。
昭和52年(1977年)の有珠山大噴火だ。  
 
 
今年9月の御嶽山噴火のニュースを見る度に心が痛みます。
犠牲になられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。

 
 

ところで、その噴火の一週間前、私達は有珠山の火口にいた。
科学教育研究協議会(科教協)の行事に参加したのは、社会科の先生のお誘いだったと思う。
その時初めて昭和新山とその誕生について学ぶ機会に恵まれた。
そして、そこにあの高名な三松正夫先生がいらしたのだった。

三松先生昭和新山のことは各自でお調べ頂くとして、この時御歳89歳にして、ご自身の脚で有珠山の火口まで降り立っていたなんて、さぞや健脚というかさすがというべきか。
その時の集合写真、さすがにアップは出来ないが、有珠山噴火の一週間前の火口(!)と在りし日の先生のお姿が貴重な資料になりはしないかと思った次第で、

2014112

行って来ましたよ、三松正夫記念館へ。

一通り見学した後、上の号外と科教協の集合写真が展示されていないことを確認し、実はかくかくしかじかで、と寄贈したい旨を申し出た。
これは大変貴重な資料を、と館長さんかどうかは知らないがお礼をされ、有料で販売されている冊子類をいくつか頂いてきた。

 

自分のところに置いておくよりは、しかるべきところで保管・展示されたほうがよいに決まっている。
本来あるべきところに収まったのだ。

2014113

三松先生は、日々こうして昭和新山を記録していたという。
おかげで歴史にその名を残し、その輝かしい歴史の中で歴史に残ることの無い私との写真が残り、これで自分もちょっとは歴史に残るかもしれない。
いや、残らないって^^;

 

現在、この山は今も煙を吐いて生きている。
「動かざること 山の如し」は、ここは例外なのだ。

2014114

たまにはこんなブログもアップするんです。
自転車ネタが無い時は(笑)
自転車から離れて、こういう歴史を学ぶのもいいものですな^^

でも、支笏湖畔ポロピナイまでの上りはキツイよなーとか、あれ、美笛峠ってあまり傾斜ないなーって思ったのは車だからか。
以前自転車で越えた時はもう大変!だったのに…^^;
大滝の道の駅は補給に最適!
なんて、そんなことばかり考えていましたね。
一応、自転車目線で(笑)


これで最後(多分)の登別訪問記は、登別に一切触れずおしまい…^^;

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コメント

有珠山の噴火の日、私も覚えています。
当時は高校生で東区に住んでいましたが、雨に灰が混じって黒い傘が白くドロドロになってました。
確か、その1ヶ月くらい前に宿泊研修とかで行って登っていたので余計ビックリ。(^^;

日本は火山国なんですよねぇ。たまにしか思い出さないけど。(^^;

投稿: ita | 2014年11月 4日 (火) 21時35分

itaさん

私は間近で目撃したので、当時のことは今でも脳裏に焼きついています。
1ヶ月前に登られたとのこと、お互いニアミスでしたね^^;

火山国といえば、富士山怖いですねぇ~。
20数年前に静岡東部に住んでいて、伊豆群発地震の時は毎日怖い思いをしてました。
そのストレスから開放され、今はとても幸せですよ(笑)

投稿: タクランケ | 2014年11月 5日 (水) 19時55分

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